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月別アーカイブ: 2025年12月

白ゆりのよもやま話~10~

 

皆さんこんにちは!

株式会社白ゆりの更新担当の中西です!

 

介護現場の一年を振り返る。職員のみなさんへ「ありがとう」👏

1年を走り切った介護現場

12月は、一年を振り返る季節です。
介護現場にとっても、この一年は決して平坦なものではなかったのではないでしょうか。

  • 忙しくて時間が足りなかった日

  • 思うようにいかず悩んだ場面

  • ふとした瞬間に心が救われた出来事

そのすべてを乗り越え、今日まで現場を支えてきたのが、
日々ケアに向き合ってきた職員のみなさんです。

まずは、この一年を走り切った自分自身に、
そして仲間に、心からの「お疲れさまでした」を伝えたいですね。


介護は「当たり前」が積み重なる仕事

介護の仕事は、毎日のケアが淡々と続いていく仕事です。
食事、入浴、排せつ、移動、声かけ…。
どれも日常の一部であり、特別なことではないように見えるかもしれません。

しかし、その“当たり前”は、決して簡単なものではありません。

  • いつもと違う表情に気づくこと

  • 体調のわずかな変化を見逃さないこと

  • 言葉にならない気持ちに寄り添うこと

  • チームで情報を共有し、連携すること

一つひとつが、専門性と経験、そして思いやりの結晶です。
それを毎日続けていること自体が、すでに立派な仕事なのです。


うまくいかない日も、意味のある一日

介護の現場では、
「今日はうまくできなかったな」
「もっと良い対応があったかもしれない」
と感じる日も少なくありません。

でも、その悩みや反省が生まれるのは、
真剣にご利用者さまと向き合っている証拠です。

完璧な介護はありません。
大切なのは、悩みながらも、次の日も現場に立ち続けていること。
その姿勢が、介護の質を支えています。


小さな成功を、どうか大切に

介護の仕事は、
目に見える「成果」や「数字」で評価されにくい仕事です。

でも、現場には確かな成功があります。

  • 昨日よりも笑顔が増えた😊

  • 不安そうだった表情が和らいだ

  • 以前より会話が増えた

  • 「ありがとう」と声をかけてもらえた

それらはすべて、
職員のみなさんの関わりが生んだ立派な成果です✨

どうか、その一つひとつを
「たいしたことない」と流さず、
胸を張って受け取ってほしいと思います。


支え合うチームがあるということ

介護は、決して一人で行う仕事ではありません。
忙しいときに声をかけ合い、
困ったときに助け合い、
一緒に悩み、一緒に笑う。

そうしたチームの存在が、
日々の現場を支えています。

「誰かが見てくれている」
「一人じゃない」

そう思える環境があることは、
働き続けるうえで大きな力になります。


職員を大切にする施設でありたい

これからの介護施設にとって、
「職員が安心して働ける環境づくり」は欠かせません。

  • 相談しやすい雰囲気があること

  • 無理のない働き方ができること

  • 頑張りを認め、感謝を伝え合えること

そうした日々の積み重ねが、
結果としてご利用者さまへの良い介護につながっていきます。

職員が大切にされていると感じられる職場は、
自然とあたたかい空気に包まれます。


まとめ

この一年、本当にお疲れさまでした。
介護の仕事は、人の人生に深く寄り添う、尊い仕事です。

思うようにいかない日があっても、
その一日一日が、誰かの安心につながっています。

その価値は、これからも変わりません🌱
来年もまた、無理をしすぎず、
仲間と支え合いながら歩んでいきましょう。

白ゆりのよもやま話~9~

皆さんこんにちは!

株式会社白ゆりの更新担当の中西です!

 

年末だからこそ大切にしたい、介護施設の「あたたかさ」🎄

12月は心が少し忙しくなる季節

12月は、クリスマスや年末年始などの行事が重なり、
一年の中でも特に慌ただしく感じやすい時期ですよね。

街はイルミネーションでにぎわい、
テレビでは「今年の振り返り」や「年末特番」が流れ、
自然と「もう一年が終わるんだな」と感じる季節です。

ご利用者さまにとっても12月は、
いつも以上に心が動きやすい時期でもあります。

  • 「今年は家族に会えるかな」

  • 「この一年、いろいろあったな」

  • 「また一つ年を重ねるんだな」

そんな思いが、ふとした瞬間に浮かぶことも少なくありません。

だからこそ、介護施設には
**いつも以上の“あたたかさ”や“安心感”**が求められる季節だといえます。


何気ない声かけが心を支える

年末だからといって、
特別なことをしなければならないわけではありません。

実は、ご利用者さまの心を一番支えているのは、
毎日の何気ない声かけだったりします。

  • 「寒くなりましたね」

  • 「今日は少し風が冷たいですね」

  • 「今年もあと少しですね」

  • 「体調はいかがですか?」

こうした一言一言が、
「ちゃんと気にかけてもらえている」
「ここにいて大丈夫なんだ」
という安心感につながっていきます😊

日常の延長にある、さりげない会話。
そこにこそ、介護の原点である人のぬくもりがあります。

忙しい年末だからこそ、
ほんの数秒の声かけが、大きな意味を持つのです。


年末行事は「無理なく・楽しく」

12月はイベントが多い季節ですが、
大切なのは「頑張りすぎないこと」。

ご利用者さまにとっても、職員にとっても、
無理のない形で季節を楽しむことが一番です。

例えば、

  • クリスマスの飾り付けを少しだけ🎄

  • いつもより少し特別なおやつ🍰

  • みんなで懐かしい歌を口ずさむ時間🎶

大掛かりなイベントでなくても、
十分に「12月らしさ」を感じていただけます。

「楽しかったね」
「季節を感じられてうれしい」

そんな一言が聞けるだけで、
その時間は大切な思い出になります。


気持ちが揺れやすい時期だからこそ

年末は、楽しい行事がある一方で、
少し寂しさや不安を感じやすい時期でもあります。

  • 家族と過ごせない寂しさ

  • 体調への不安

  • これから先への心配

そうした気持ちが、
普段より表に出やすくなる方もいらっしゃいます。

だからこそ、
介護施設の職員がそばにいること自体が、
大きな支えになります。

「今日はどうしましたか?」
「何か気になることはありませんか?」

そんな声をかけられるだけで、
心が少し軽くなることもあるのです。


ご家族にとっても安心できる場所であるために

年末は、ご家族にとっても忙しい時期です。
仕事や家のこと、帰省の準備などで、
なかなか面会に来られないこともあります。

だからこそ、
「ここに任せていれば安心」
と思っていただける存在であることが、介護施設には求められます。

  • 普段の様子をさりげなく伝える

  • 表情や体調の変化を共有する

  • 小さな出来事も大切にする

こうした積み重ねが、
ご家族との信頼関係をより深めていきます。


まとめ

12月は、介護施設の本当の価値が伝わりやすい季節です。

特別なことをしなくても、
あたたかい声かけや、変わらない日常、
そして人と人とのつながりが、
ご利用者さま・ご家族・職員、
みんなの心をそっと支えてくれます✨

年末だからこそ、
改めて「介護のあたたかさ」を大切にしていきたいですね。