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白ゆりのよもやま話~5~

皆さんこんにちは!

株式会社白ゆりの更新担当の中西です!

 

 

さて今回は

~秋から冬へ❄️~

 

秋が深まり、朝晩の冷え込みが感じられるようになりました🍁
介護施設では、こうした季節の変わり目にこそ「心」と「体」のケアが何より大切になります。
ご利用者様の体調管理、食事内容、生活リズム――そのすべてに“秋から冬”ならではの工夫が求められる季節です。


🍂 1. 気温差への配慮

11月は一日の寒暖差が大きく、体温調整が難しい時期です。
特に高齢者は体温感覚が鈍く、寒さを感じにくい傾向があります。
そのため職員は、室温と湿度をこまめに確認しながら、
「寒くないですか?」「ひざ掛けを使いましょうか?」と声をかけていきます。

また、空気が乾燥してくるこの季節は、インフルエンザや風邪の流行も心配されます。
加湿器の使用、こまめな換気、手洗い・うがいの習慣化――
これらを日々のルーティンに組み込み、施設全体で“健康管理の意識”を高めています🌤


🥢 2. 季節の食事で心と体を温める

食事は介護の中で最も楽しみの一つです。
秋から冬にかけては、旬の根菜やきのこを使った温かい献立を中心に、体を芯から温めるメニューを提供しています。

たとえば「里芋の煮っころがし」「豚汁」「さつまいもご飯」など。
素材の甘みを活かし、塩分を控えながらも満足感のある味わいを心がけています🍠
また、嚥下(えんげ)機能に合わせた調理法にも工夫を凝らし、
刻み食やとろみ食でも“季節を感じる彩り”を大切にしています。


🌸 3. 心をほぐす行事・レクリエーション

季節行事は、ご利用者様の表情を明るくしてくれる大切な時間です。
11月は「紅葉ドライブ」「焼き芋会」「手作りカレンダーづくり」などを企画。
外出が難しい方には、施設内で“紅葉の壁飾り”を一緒に作るなど、
少しでも季節を感じていただけるよう努めています。

また、音楽療法士による秋の歌の会も人気です♪
「紅葉」「村祭」「里の秋」など、懐かしい歌を口ずさむと、自然と笑顔があふれます。
音楽には、記憶や感情を呼び起こす力があるのです🎵


🌟 まとめ

季節はめぐり、気温は変わっても、私たちの介護に込める思いは変わりません。
「安心して、今日を穏やかに過ごしていただくこと」。
その想いを胸に、これから訪れる冬に向けて、心と体をあたためる介護を続けてまいります☀️